「音咲か爺さん」Vol.6

音咲か爺さん奮闘記 その6
皆様がたぁー 是非、読んで見てくれやぁー!

エレクトリックな科学革命
―いかにして電気が見出され、現代を拓いたか (単行本) 早川書房刊

デイヴィッド・ボダニス (著), 吉田 三知世 (翻訳)

まさに目からウロコ状態。数式などは全く使わずに、これだけ奥深いことをやさしく分かり易く解説してくれた著者に感謝します。そして、この本に登場する数々の先人達の英知と泥臭い人間模様にも魅せられました。特に、力場(電磁場)の存在こそ、現代に至る数々の通信手段や産業の源になっていることが実感できたことと、人間の五感すら全て、神経系統による極小な電磁場の伝送によって確立されていることが理解出来たことは、最大の収穫でした。特に、電気の伝送が、この力場によって次々と伝わることや、絶縁体として使われる素材の性格によっても、伝送自体の形態が異なってくることが実感できたことは、オーディオに携わる身として、望外の幸せでありました。

この本を読んでから、毎日が充実して感じられて、日に日に元気になっている自分を感じます。まるで、地球誕生の46億年前のエネルギーが自分の体の中にも沸々と沸き立っているかのようです。私は文系の人間ですが、どのページもするすると頭の中に入り込んで来て、既に2回目を読了して,3回目に至っています。好奇心の一番旺盛な中学生の頃に巡り会っていたら、まったく違う人生を歩んでいただろうと確信する内容です。是非、若い方に読んでいただきたい,必須の科学書です。電気が解明され始めてから、僅か200年ちょっとしか経っていないという事実。この世の中のことで、人間が解明して来たことなど、まさに表面上のさらにその表層の極く一部分でしかないと確信させる内容になっていると思います。女性の方にも、分かり易いと思いますし、まるでこの世の中の現象を見る目が読後には、一変すると思います。そして、何よりも素晴らしいことは、巻末に参考文献を原書で、網羅していることでしょう。読者が興味を持った分野は、そこからさらに切り込んで、理解を深め、新たな思索への旅と冒険に乗り出すことが出来ることです。必ずや,この書を読んだ若い人の中から,将来のノーベル科学賞を受賞する人間が出現すると確信します。是非、多くの人に読まれることを念願して止みません。

By 音咲か爺さん







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