CDトランスポート

TL51X
CEC
TL51X-MHT  ¥105,000-(税込)
ミューズハート・チューニングモデル

4系統のデジタル出力を搭載したベルトドライブCDトランスポート

CEC社のCDトランスポートです。何と言っても注目すべき点は、
「ベルトドライブ(CDを直接モーターで回転させない)であること」です。

CDトランスポートって何?という方もいらっしゃると思いますので、簡単にご説明します。CDプレーヤーはご存知のようにCD盤面のデジタル音楽信号を読み取り、それをデジタルからアナログ音声信号に変換してアンプ等へ出力します。このデジタル→アナログ変換をする部分をDACと書き「DAコンバーター」と呼んでいます。CDトランスポートはこのデジタル→アナログ変換回路とその後のアナログ出力用回路を省いたものです。ですからCDトランスポートだけでは音はなりません。簡単に言いますとCDから情報を読み出すだけの機器です。

なぜこんなものが存在するのか?オーディオの趣味の世界ではハイエンド・オーディオと呼ばれる世界がありまして、そこでは機器を細分化し、それぞれの部分に吟味されたパーツや設計を取り込む、ということが行われています。この場合、CDの回転部分やピックアップ(情報を読み取る)の機構やその精度を上げて、デジタルからアナログへの変換機構は他の機器に任せようというわけです。このCDトランスポートなるもの、オーディオ市場では価格は決して安くありません。30万、50万、それ以上というのが大方です。

さて、CECのCDトランスポートTL51Xですが、冒頭に書きましたように「ベルトドライブ」であることが大きな特長です。他社製品ではCDを回転させるのに通常CDの中心直下にモーターを取り付け回転(ダイレクトドライブ方式といいます)させますが、TL51XはCD中心直下にモーターを配しません。モーターは振動の塊で、CDからの情報を読み取るのにたいへん悪い影響を及ぼします。ですから他社さんの場合は「クランパー」という振動しているCDを制御する機構が必要になります。しかしこれがかなり厄介で複雑、パーツを吟味する傾向もあり、結局は高価なものとなり、価格に跳ね返ってくる場合が少なくないのです。

TL51XはCDをなんと!ベルトで回転させるベルトドライブ機構です。もちろんベルトを回転させるモーターは必要ですが、それはCDの中心部から約15cmも離して取り付けられ、ベルトを介してCDを回転させています。ですからこのベルトを精緻に静かに回転させるには大変なノウハウが必要です。しかしCEC社はアナログプレーヤーのフォノモーター専業メーカーとして長年の歴史があり、このノウハウをCDプレーヤーにも応用したわけです。その結果、一切の振動を伝えず滑らかにCDを回転させ、正確な情報の読み取りを実現させたのです。それによりCDの音でありながら、アナログレコードのような平面的でなく、温かく、楽器本来の持つ柔らかな質感を実現しているのです。

TL51X-MHTとDAコンバーターDA53の組合わせ(売価176,400円・税込)をお薦めいたします。この組合わせは、 最高峰モデルTL0Xに猛追するほどのクオリティを誇ります。是非,一度ご来店の上、ご自身の耳,目でご確認ください。

これだけの素晴らしい特長を持ちながら、定価は税込10万5千円。他社製品に比べ、大変コストパフォーマンスに優れています。米国特許も獲得しているベルトドライブ方式のCDは世界でもCEC社だけです。

主要スペック

オーディオ特性
形式 ベルトドライブ方式CDトランスポート
標本化周波数 44.1kHz
量子化ビット数 16bit
デジタル出力 コアキシャル(RCA)
オプティカル(TOS)
AES/EBU(XLR)
CECスーパーリンク(D-Sub 9pin)
その他
電源 AC100V・50/60Hz
消費電力 10W
外形寸法 435(W)x 296(D)x 98(H)mm
質量 9.9kg
付属品 ACケーブル/リモコン(電池付属)/スタビライザー/取扱説明書/保証書
カラー シルバー